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2007年03月07日

『モノレールねこ』(加納朋子)


加納 朋子 / 文藝春秋(2006/11)
Amazonランキング:13857位
Amazonおすすめ度:
どのお話が一番かな
あたたかな筆致の、(非?)日常の短編集。
心温まる!何度でも読み返したい!




時をこえて届くあの頃からの贈りもの。儚いけれど、揺るぎない―「家族」という絆。デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情(「モノレールねこ」)。夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)。家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)。私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)。ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)。会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)。




優しく、ちょっと切ない短編集でした。
全体的に、ふとしたきっかけで忘れていた過去の記憶が蘇る物語が多かったです。

最後の『バルタン最後の日』が一番好きかな。
ザリガニが語りを担当しているので、最初は滑稽な印象でしたが、ラストではちょっとグッと来ました。
posted by 読書猫 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想【その他の作家】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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