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2007年02月14日

『レインツリーの国』(有川浩)


有川 浩 / 新潮社
Amazonランキング:39299位
Amazonおすすめ度:
王道の恋愛小説
理屈っぽくって説明がくどい。
物語のなかの物語の結末と、物語の結末




きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。しかし、かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった…。メディアワークス刊「図書館内乱」の中に登場する書籍「レインツリーの国」が実物となった。




『図書館内乱』の中に出てくる本を実際に書いちゃったというこの本。
『図書館内乱』を読む前に読んでた方がいいと言われてますが、予約順の関係で後になってしまったのが少し残念。
で、『〜内乱』では漠然とした架空の本だったのが「成る程、こんな内容だったのね」と明らかになっていく感じで読みました。

ただドラマティックに見せる為だけに、障害を持つ人を主人公に据えた恋愛小説ではありませんでした。
これまでは考えたこともなかった、健常者と障害者の間にある深い隔たりを再考せずにはいられませんでした。
そこには、これを読むまでは全く考えが及ばなかった問題が沢山ありました。
悪気はなくても、健常者の常識が深く障害者を傷つけているかもしれない、そしてその逆もあるなんて考えたこともありませんでした。
よかれと思ってやったことも、相手によっては不快な行為となってしまうかもしれない・・・
それまでの経験、身を置く環境があまりにも違う。
互いを理解し合う為には、沢山のコミュニケーションが必要なのでしょう。
難しい、本当に難しい問題だと、そう感じました。
posted by 読書猫 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(2) | 読書感想【有川浩】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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