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2007年02月07日

『しゃべれどもしゃべれども』(佐藤多佳子)


佐藤 多佳子 / 新潮社
Amazonランキング:768014位
Amazonおすすめ度:
プロセスに掛ける情熱が,この物語の良さ
いい「良し」をもらった
筋の通った意地っぱり集団の連帯




しゃべりのプロだろ、教えてよ―あがり症が災いして仕事も覚束なくなった従弟の良や、気まぐれで口下手なために失恋ばかりしている美女の五月から頼られて、話し方教室を開くハメになった若い落語家の三つ葉。教室には苛めにあってる小学生や赤面症の野球解説者まで通ってきて…。嘘がつけない人たちの胸キュン恋愛小説。



気になりつつもなかなか図書館に予約を入れず、予約を入れてもなかなか順番が回ってこなくて読むのが今になってしまった。
どうしてもっと早く読まなかったんだろうと思う程、佐藤多佳子さんは私のツボに入る作風でした。

喋ることに何かしら問題を抱えた風変わりな人達が、短気でお人好しな噺家に『まんじゅうこわい』を教わりながら自分の問題、仲間の問題と格闘する様が描かれています。
面白可笑しく淡々と事の顛末は語られ、楽しく読み進めていたのですが、終盤を迎えると、小学生の村林の頑張りにぐっと来てしまいました。

そして、ラスト。
読了後は、とても暖かい気持ちにさせてもらえました。
この読了感、とてもいいです。
posted by 読書猫 at 21:06| Comment(1) | TrackBack(1) | 読書感想【その他の作家】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
プロっていい話?
Posted by BlogPetのちびらび at 2007年02月13日 10:05
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Tracked: 2007-07-02 20:09
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