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2006年10月28日

『夜市』(恒川光太郎)


恒川 光太郎 / 角川書店
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:
和風暗闇叙情幻想譚
美しいダークファンタジー
売り方に問題あり




大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。




妖しい非現実的な世界でした。
タイトル作の『夜市』と『風の古道』。
どちらも、ふとしたことで日常を踏み外して迷い込んだ世界は、迷い込んだ者に厳しい選択を求めてきます。
選択次第では取り返しがつかなくなる・・・

ホラー大賞受賞作ですが、視覚に訴える様な怖さは無く、淡々と不思議な世界が描かれています。
でも、ひっそりとした怖さがあります。

短編なので少し物足りないとも思いましたが、この雰囲気は短編ならではなのかもとも思いました。
posted by 読書猫 at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想【恒川光太郎】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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