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2006年07月12日

『死神の精度』(伊坂幸太郎)


伊坂 幸太郎 / 文藝春秋(2005/06/28)
Amazonランキング:981位
Amazonおすすめ度:
死神の精度
最悪ではないこと
作者の洒脱なセンスに狂いそう!な本です。



ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に…様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。



実は一度図書館の返却期限で途中まで読んだ状態で返却し、その後色々と予約していた本に追われて後回しになっていました。
今回、やっと読了出来ました。

伊坂作品の中で始めてのめり込めなかったのが期限切れで返却することになった一因です。
なんだか前半は入り込めなかったんですよね・・・
話を進めていく主人公が<死神>で、私が伊坂さんの持ち味だと信じてる魅力的な登場人物には当て嵌まらなかった上に、短編集である為に脇役の魅力もイマイチ発揮されにくかったからでしょうか・・・?


死亡者リストに載った人間を<死神>が調査し、その報告が【可】か【見送り】かで翌日にはその人間が事故死する。
しかも、ほとんどの死神はろくに調査さえせずに【可】の報告をしている。
一応、真面目に調査している主人公の<死神>でさえ、6話の中で【見送り】と報告したのは一度だけなのです。
作り話とは思っていても、<人間>である私にとっては不愉快な話なんですよね〜


で、半分ちょい読んだ時点でタイムリミットが来て一時断念・・・


今回、伊坂作品を読みつくしちゃったので、予約を入れてリベンジしました。
前半は読んじゃってるので、途中止めになっていた4話目の<恋愛で死神>の最初から再スタートしました。
すると、後半の3話はわりといい感じで読めました。
最終話の<死神対老女>は老女がとても魅力的で、楽しく読んでいたら・・・
最後にそれまでの話と繋がる点がいくつか出て来て「そうなのか〜」と、またしても伊坂さんにしてやられてしまいました。

私にとっては、前半が取っ付き難かったけれど、読了してみればストンと伊坂マジックにやられちゃった、そんな作品でした。

これにて現在出版されている伊坂作品は全て読了!
・・・と思います。
ちょっと寂しい・・・
早く新刊が出ないかな〜
posted by 読書猫 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書感想【伊坂幸太郎】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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