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2006年05月24日

『蒲公英草紙―常野物語』(恩田陸)


恩田 陸 / 集英社(2005/06)
Amazonランキング:1,827位
Amazonおすすめ度:
もう一度、常野の人たちに会える!
風のように
そのものの固有の意義



舞台は20世紀初頭の東北の農村。旧家のお嬢様の話し相手を務める少女・峰子の視点から語られる、不思議な一族の運命。時を超えて人々はめぐり合い、約束は果たされる。切なさと懐かしさが交錯する感動長編。


『光の帝国』の【大きな引き出し】に出てくる春田一家がストーリーの中の重要な役割で出て来ます。
でも、私は中心となる物語は、長くは生きられないと医者に宣告されている<聡子>が、精一杯生きた様ではないかと思いました。
<常野物語>のシリーズとして位置づけられていますが、その色はあまり感じませんでした。

聡子の友人である<峰子>の口から淡々と語られ、中盤まではさして大きなドラマが起きないにも関わらずいいペースで読み進めることが出来たのは、この小説の持つ古き良き日本の雰囲気のためだと思います。
昭和初期などTVや小説の中でしか知りませんが、なぜか懐かしい様な気分になってしまったのは、やはり私が日本人だからなんでしょう。

ラストは、涙なしでは読むことが出来ませんでした。
懐かしくて、切ない物語でした。
posted by 読書猫 at 15:12| Comment(2) | TrackBack(3) | 読書感想【恩田陸】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読書猫さん
こんにちは。TB送ったつもりでいたのですが、まだだったようですねー。それとも申請街になっていてダブるようだったらひとつ消してください!
エンド・ゲームそんなに書いた感じが違うんですね。楽しみです。光の帝国で「裏返す」が一番気になっていたので!!読み終わったらまたきますね〜。
Posted by やぎっちょ at 2006年08月09日 12:42
>やぎっちょさん
TB、ありがとうございます。
<エンド・ゲーム>、楽しんで下さいね〜
感想を楽しみに待ってます♪
Posted by 読書猫 at 2006年08月09日 21:19
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